2014年08月27日

町内会と便利屋さん

広告事業部のあだちです。

あだちはフツーに主婦なので、地域住民として町内会(金沢では「町会」といいますね)に所属しています。
自分の町会だけでなく、他の地域の方々や町会活動を通じで出会った町会長さんたちとお話ししていると、どの町会でも活動の担い手不足という問題を抱えているのがわかります。

町会活動は住民の有志によるボランティア活動です。
ボランティアだからこそできる、利害打算を抜きにした「思いやりの輪」があります。
無縁社会という言葉が定着して久しい昨今ですが、それでもなお、地域住民が相互扶助の精神でつながりあえる町内会活動は、時代を超えて受け継がれていくべきものでしょう。
とはいえ。
いままでそうしてきたのと同じ活動が、果たして、これからも続けられるのかしら・・・?
少なからず不安になります。

地域社会の少子高齢化は、ぐんぐん加速しています。年金受給年齢が上がれば、いままで町会活動のメインを担ってきた60代前半の若手シルバーの方々が、賃金労働に携わらざるを得ないケースが増えるでしょう。夫婦共働きは今やすっかり当たり前。家庭内の大人がすべてフルタイム労働者ということも珍しくない世の中が、すぐそこまできています。
また、任意団体とはいえある種の強制力をもっていた町会活動の参加は、価値観の多様化により、住民の自由意思にゆだねられています。
というわけで。
ぶっちゃけ、活動の担い手は年々減少していますよね。

住民参加型の町会活動を目指すのはもちろんのこと。
それに加えて、あだちとしては、「ここは一発、プロにお任せできるところはお任せしよう!」という割り切りが、町会活動にもあってもいいんじゃないかしら、と思うのです。

弊社ではお庭まわりのお手入れや、建物の定期清掃、家事代行や片付けのお手伝いを承っております。弊社が所属している「高齢者生活サポート組合」では、空家管理事業を行っています。
住民だけでは手が回らない諸々の町内会のお困りごとがございましたら、ぜひぜひご相談ください。

とりあえず。
誰かがやらなきゃいけない、だけど誰もやりたくない面倒事を住民間で互いに押し付けあうことだけは、どうかしないでくださいね。
いち主婦として、切に切に、何卒お願い申し上げます。


Posted by べんり屋さんの道しるべ at 23:25